鳥取県を東西に結ぶ「鳥取うみなみロード」が、2026年7月23日、国土交通省の「ナショナルサイクルルート」に指定されました。
日本海を間近に感じながら、県内の景勝地やまちを自転車でつなぐ全長152kmのルートです。
その一部は、ここ日吉津村の海岸沿いも通っています。
海・日野川・大山に囲まれた日吉津村は、鳥取らしい風景の中へ走り出せるサイクリングの出発地です。
この記事では、日吉津村から気軽に楽しめる「鳥取うみなみロード」の魅力と、サイクリングの拠点となる日吉津村海浜運動公園のレンタサイクルをご紹介します。
日本を代表するサイクリングルートに
ナショナルサイクルルートは、魅力ある観光資源に加え、走行環境や休憩・宿泊機能、情報発信など、サイクリストを迎える環境が一定の水準を満たしたルートを国が指定する制度です。
今回指定された「鳥取うみなみロード」は、JR東浜駅からJR境港駅までを結ぶ全長152km。
日本海の海岸線に沿って鳥取県を横断し、浦富海岸、鳥取砂丘、白兎海岸、東郷湖、弓ヶ浜など、鳥取を代表する景色を楽しめます。
県内では初めてのナショナルサイクルルート指定。
日吉津村で親しまれてきた海岸沿いの道が、日本を代表し、世界に発信されるサイクリングルートの一部になりました。

日吉津村海浜運動公園から、サイクリングを始めよう
日吉津村でのサイクリングの拠点におすすめなのが、日本海のすぐそばにある「日吉津村海浜運動公園」です。
公園の北には白砂青松の海岸が広がり、西には日野川、東には大山を望みます。
キャンプ場やスポーツ広場を備えた公園ですが、ビジターセンターではレンタサイクルの貸し出しも行っています。
大人向けは、少し距離のある観光にも使いやすいスポーツタイプと、カゴの付いた街乗りタイプの2種類。
子ども用も用意されているため、一人での利用だけでなく家族での日吉津村散策にも利用できます。
- 大人:1,000円
- 子ども:無料
- 貸出場所:日吉津村海浜運動公園 ビジターセンター
- 受付時間:9:00~17:00
- 予約:専用予約サイトまたは電話(0859-27-7390)
※料金、車種、貸出台数、受付日などは変更になる場合があります。利用前に公式サイトまたは電話で最新情報をご確認ください。
自転車を持っていなくても、日吉津村を訪れてそのまま海辺のサイクリングへ。
ビジターセンターには日吉津村や周辺の観光パンフレットもあり、行き先を相談しながら走り始められます。

日吉津村から、海岸沿いのルートへ
ビジターセンターで自転車を借りたら、日吉津村海浜運動公園から海岸沿いのルートへ。
鳥取うみなみロードは日吉津村から東西へ延びており、距離や時間に合わせて沿線の景色や立ち寄りスポットを楽しめます。
走り始めると、視界いっぱいに広がる日本海。晴れた日には大山もくっきりと見えます。
海と山を同時に眺めながら走れるのは、この地域ならではの贅沢です。
海岸沿いでは潮風を感じ、振り返れば日吉津村の向こうに広がる大山の姿も楽しめます。
電動アシスト自転車なら、向かい風や少し長めの距離も心強く、景色を眺める余裕が生まれます。
スポーツとして速さを求めるだけでなく、気になる場所で立ち止まり、写真を撮りながらゆっくり進むのもおすすめです。

波の音と潮風を感じる、弓ヶ浜の道
境港から皆生温泉方面へ続く弓ヶ浜周辺は、海をすぐそばに感じられる気持ちのよい区間です。
白い砂浜と青い海の向こうには大山。
海岸沿いの開けた道を走ったり、松林の中の静かな道を抜けたりと、少し進むたびに風景が変わります。
車で通り過ぎると気づかない潮の香りや松の木陰も、サイクリングの思い出になります。


青い矢印を目印に
ルート上では、路面に描かれた青い矢羽根や「鳥取うみなみロード」の表示が進む方向を案内してくれます。
英語・韓国語・中国語も併記され、国内外から訪れるサイクリストにも分かりやすい表示です。
ただし、鳥取うみなみロードは一部を除いて自転車歩行者専用道ではなく、一般道を通る区間もあります。
交通ルールを守り、車や歩行者に十分注意して走りましょう。

日吉津村へ戻ったら、公園でひと休み
海沿いを走ったあとは、出発地点の日吉津村海浜運動公園へ。
借りた自転車を返却したら、公園や海辺でゆっくりひと休みできます。
キャンプ場やスポーツ広場もあり、サイクリングだけで終わらない一日を過ごせるのも日吉津村ならではです。
全線走破を目指すロングライドはもちろん、レンタサイクルで日吉津村内を巡ったり、海岸線の一部だけを走ったりする気軽なサイクリングでも、「鳥取うみなみロード」の魅力を十分に感じられます。
日本で4番目に小さな村から始まる、大きな景色との出会い。
自転車だから見つけられる日吉津村の魅力を探しに、海浜運動公園から走り出してみませんか。

お出かけ前に確認を
- ヘルメットを着用し、交通ルールを守って走行しましょう。
- 夏場は飲み物を十分に用意し、こまめな休憩と暑さ対策を行いましょう。
- 海岸沿いは風が強くなることがあります。天気や風の状況を確認し、無理のない計画を立てましょう。
- 通行規制や工事、最新のルート情報は公式サイトでご確認ください。